2018.01.28 11:44成子坂・蜀江坂界隈(都電14番系統)新宿に絵を見に行った帰り、都電14番系統をたどって中野坂上まで歩くことにした。そのついでに、前々から気になっていた蜀江坂まで足を伸ばしてみた。新宿新都心の高層ビル群を左手に眺めながら青梅街道をてこてこと歩いていく。広い道路、巨大な建物、灰色の雲が渦巻く冬の空。ぽかんと空虚で、でもなにかに押しつぶされそう。坂を下りきる手前、これまた巨大な建物の間を抜ける道をひょいと曲がると、視界の先には人間らしいサイズの建物が見えてほっとする。
2018.01.22 10:53冬の日雪のおかげで定時退社。オフィスを出たとたん、ちらちらとした白いものが顔に吹きつけてきてはっとした。ほんとうに雪が降っていたんだ。オフィスは15階にあって、そんなところにこもっていると外の天気に疎くなる。駅に着いてみると「本日、大雪のため…」とかなんだとか、アナウンスが繰り返し流れていた。心配したほど寒くないのは、ホームに溢れかえる人混みのおかげかもしれない。大雪、ねえ。小さかった頃は、ひと冬に何回か、このくらいの積雪があったと思う。いつのまにか雪は降らないのが当たり前になって、だから自分は長靴も持っていない。明日、転ばずに会社に着けるかな?
2018.01.20 11:35品川インターシティ 大寒の空を、雲がするすると流れて行く。見上げる空は遠い水面のよう。ここは灰色の海の底。泳ぐ魚もまれな静かな海に、ビルの群れが、冬枯れの木末が、珊瑚めいて立ち尽くす。そして私も。
2018.01.07 14:20多摩川大橋と矢口の渡商店街新年の歩き初めはどこにしようか考えていて、ふいに多摩川を見たくなった。自転車ではじめて多摩川大橋まで行って、緩く湾曲する多摩川を眼前にしたときの感動は忘れられない。急にその気になったのはいいけれど、自転車で行くにはまだまだ寒く、交通量の多い第二京浜を走るのも怖かった。ということで、電車で最寄りの矢口渡駅へ。
2018.01.07 13:51東急蒲田駅矢口渡に行くつもりで池上線に乗った。雪が谷大塚より先のことをよく覚えていなかったので、矢口渡を池上線の駅だと思い込んでいたのだ。雪が谷大塚を過ぎ、池上を過ぎ、まだだっけ?と思っているうちに終点の蒲田に着いてしまい、そこではじめて路線を間違えたことに気がついた。久しぶりの蒲田駅。こんなに広かったかな。2路線4ホームの駅は、地下化される以前の東横線渋谷駅を思い出させる。ジリジリと鳴る電車のベル。ドアというドアから乗客全員が吐き出され、一斉に改札口に向かい、あとにはがらんとした車両とそれに乗り込むのを待つ次の乗客の群れ。終着駅の雰囲気は好き。
2018.01.06 14:17戸越公園駅付近と宮前商店街髪の毛を切った。美容室を出たら中途半端な時間で、少し歩いてみようと思った。ひと駅分てくてく歩いて戸越公園駅まで。そういえばこのあたりの正月飾りは松だけじゃなくて竹も一緒に飾るものらしい。あちこちで背の高い竹を見かける。