品川インターシティ

大寒の空を、雲がするすると流れて行く。
見上げる空は遠い水面のよう。
ここは灰色の海の底。
泳ぐ魚もまれな静かな海に、ビルの群れが、冬枯れの木末が、珊瑚めいて立ち尽くす。
そして私も。

東京寫眞帖

東京風景。 昭和の名残、ときどき現代。

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